中米グアテマラから輸入している『マヤナッツ』は、古代マヤの時代から生息している
「ラモン」の木の実です。現地では「ラモン」(スペイン語)、先住民の言葉では
「ウフシュテ」や「モッホ」「オッシュ」などと呼ばれています。
株式会社マヤナッツカンパニー代表・大田が「ラモン」を日本で広めていく際に、
商品名称を『マヤナッツ』と命名し、2008年に販売を始めました。
グアテマラの熱帯雨林の中でも一番大きな樹木で、45mの高さまで成長します。
森に住む鳥や動物たちはいまも昔もこの実を食べ、人間は落ちてきた実を食べています。
そうやって、人間を含めた多くの生き物が、『マヤナッツ』から貴重な栄養をもらっています。
「ラモン」は以前は中米のいたるところにありましたが熱帯林が減っていることから、
「ラモン」の木も減りつつあり、地域によっては絶滅している現実があります。
マヤの世界観を現わす重要な書物「チラムバラム」「ポポルブフ」でも「ラモン」のことが記されています。
古代マヤの人は神話、物語、地元の慣習を通じて、「ラモン」の葉、種の知識を継承していました。
世界遺産のティカルでも「ラモン」を保存していた倉庫が発掘されています。
- 一般名称:ラモンブランコ (学名:Brosimum alicastrum Swartz)
- メキシコ南東部、中米の熱帯地域に生育する。
- グァテマラでは北部ペテン地方熱帯地域に多く植生する。
- 古代マヤ文明の時代に実が食用として使用されていた。
- 種と葉が非常に栄養価が高く、薬用に使われている。
- 栄養価が高いのでジャングルに住む動物達に食され、家畜の飼料にもなっている。
- 木は劣化した土壌の修復にも役立つ。
- 雇用、栄養価の高い食料、同時に熱帯林の保全を産みだす地域のプロジェクトとなっている。
- 日本での販売名称『マヤナッツ』 ※『マヤナッツ』は株式会社マヤナッツカンパニー代表・大田が命名した商品名称です。